思ってたより降らなかったけど、今日は午後から雨だったので、午後は骨休めができた? と思います。疲れて寝てただけです。
午前中は軽く調整作業(袋詰のことをいう)をして籾殻を運んで。
今日のトラブルとしては、乾燥終了したはずだった籾の水分が0.5%くらい戻っていたこと。
ちょいと結露でもしたのかなと思ってちょっと乾燥掛け直し。
水分率15%の基準超えてると等級検査ではじかれるととても面倒なので仕方ない。
等級検査ってあんまり意味ないようなわりにはけっこうシビアです。
普通に作ってればだいたい1等になるんでしょ? そうでもないです。
表は農水省のHPから。
着色粒、つまりカメムシの噛み跡がある米粒が千粒中3粒見つかったら1等にはならずに2等って話です。で、等級が1つ下がるごとに買取価格が500円くらい安くなります。それが1袋だけということはないので、×100袋とかになると5万円マイナスとなりますね。3等だったら1000×100で10万円マイナス。
これは田んぼ持ってる人はみんな殺虫剤をまくわけですね。
水分の場合、15%超えてたらもう規格外で他当たってとなるわけです。怖い。
じゃあ、そんなギリギリをせめずにもっと乾かせばいいんじゃない? って話ですが、水分も重さのうちなので、水分率15%の米と水分率14%の米では、14%の方が重量で1%分米が多く入っています。
この意味が分かるでしょうか?
たとえば100kgの米(もし水分を完全分離できたら)のうち、
水分15%の場合、水15kg、残り米85kg
水分14%の場合、水14kg、残り米86kg
ほら100kgで1kgも違うじゃありませんか。
これが1000kgなら10kg違うわけです。
少しでも米を取るためにせっせと欠株を補植したり、落ち穂拾いをしている生産者からすると面白くないわけです。流通側としては下手な物を買い付けたくないって話になってくるんでしょうが。
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