ゆうだい21の刈り取り適期とは……?

9/18草刈り・稲刈り

田植え稲刈りと草刈りは両立できますか?

……ちょっとならともかく、無理!

午前中、草刈りをしたらけっこう体力削られてしまって、午後稲刈りしながら居眠りしそうになってました。危険。

 

草刈りの話。

ウイング・モア

この頃、草刈り機のカバーが裂けてきた(銀色のテープが張ってあるところ)ので、どうにか繋ぎ止める方法を模索中です。最初、一箇所穴をあけて細い針金で縛って上からアルミテープ貼ってみたものの、稼働2日くらいで切れて、だめでした。

次、穴を増やして、結束バンドで固定。固定はいい感じだったんですが、やはり稼働2日くらいで切れてしまいました。

次……、どうしましょ? 

何かあてがって、それごと太い針金で巻いて固定すればいい……か?

 

稲刈りの話

ゆうだい21の刈り取り適期とは……?

コシヒカリは刈り終わったので、次の品種はゆうだい21です。

ゆうだい21とはなんぞや? って話は、また別のページで書きましょう。そのうち。説明難しいんですよねあれ。偶然親株を選抜したって話で。

ゆうだい21

今年のゆうだいは倒れないぜ!!

――っていきがっていたら、コンバイン籾の量、めっちゃ少なかった。

歩留まり次第ですがだいたい反収7俵に届くかどうかってところかなと。カンで。

この圃場は8月10日、穂揃いで、積算気温を足していくと、もう1000℃を越えてきたので、まあ刈り取りでいいでしょう?

どうもゆうだい21は胴割れしにくくて収穫適期が比較的長いんだからよく登熟するまで収穫待つ方が穫れるって話をよくされるんですが……

――待ってられませんでした。性分がせっかち。

うちの場合、この後にあさひの夢の収穫が控えているので、あまり引っ張りたくないって事情があったりするんですよね。

というか、ゆうだい21を作らない方が作業的に不安がないのでは?

これが10月中に答えを出さなければならない経営課題です。※来年の種籾の注文が10月中。

ゆうだい21を作る上でのデメリット

・売り先
 栃木県ではJA米で取り扱ってません。
 まあ、一般米その他品種でJA出荷できなくはないですが、金額は他銘柄より下がります。(今年までは宇都宮市の補助があったんですが)
 これから自分で、買ってくれる人を探すことが必要です。

・収量
 短稈で肥料耐性高い品種ではないので、個人的には堅実なところで反収500キロ(約8俵半)を目指すのが倒伏を気にしすぎるところがなくていいかと思っています。ちょっと少な目ですね。
 実際は、天候の関係もあって9俵越えることも8俵割ることもあって不安定です。

 倒伏時期が早いと登熟が壊滅的で6俵台だったこともあります。

・追肥
 ゆうだい21を元肥窒素10kgで栽培してみたら、きっと倒伏します。(試してはいない)

 なので分施をするのですが、便利な一発肥料は昨今の5月の高温やら夏場の低温やらといった天候の不安定さを考慮すると果たしてどうか。緩行性窒素は、ちゃんと追肥のタイミングで効いているのか? という疑問があるので、この省力化術は保留。タイミングに合っていないと稈長の伸びにつながって倒伏の原因になる?? ように思います。

 とはいえ、出穂前の暑い時期にBB肥料を数十アール撒き歩くのは大変です。

 流し込み追肥を検討してみる?

ゆうだい21を作るメリット

・「ゆうだいはコシヒカリより美味しい」と言ってくれる人がいる

コシヒカリといえば美味しいお米の代名詞です。「コシヒカリじゃないなら買わない」って決り文句もあるくらいで、保守的な人はまずコシヒカリを選ぶでしょう。

しかし、ゆうだい21はコシヒカリよりも美味しいと言う人が多いです。100%ではなく、個人的な感覚だと5割くらい?でしょうか。コシヒカリより粘りが強いのが好みが分かれるところかなというところです。

美味しいお米を食べられるというのは、栽培技術次第でどうにかなりそうなデメリットに比べて大きいメリットです。

コメント