籾摺機の掃除(サタケGPS450AX)

10月3日。今日は籾すり機の掃除です。

ほったらかしにしておくと虫が沸くので、なるべく早く掃除するのが吉。

サタケGPS450AX。

2002年生産中止らしいので、何気に古い型なんですね。最近のはタッチパネルだったり電子制御付きで快適っぽいですが、根本的な構造はたぶん同じかな。

簡単に考えると、籾摺りって、籾殻が、違う速度で回転する2つのゴムロールの間を通るときに摩擦で剥けて玄米と籾殻に分かれるので、それで籾摺りなんです。

ところが、籾殻は食べられないので、玄米と籾殻を分ける必要があります。
ということで、玄米と籾殻を唐箕の風で分別します。

籾殻以外にも、実はうまく剥けなかった籾がそのまま玄米に混ざっています。
籾は玄米よりもむしろ重いので、唐箕で風を当てても玄米に混ざったまま。
この籾を玄米と分けるために揺動板を使います。揺動板で振ることで大きさの違いで玄米と籾が分別されます。そして、この籾をロールの上に戻すための跳ね上げ装置が付いています。

最後に、玄米を跳ね上げ装置で排出して籾摺機の役目は終了……。

最初は多機能すぎてわけがわからないんですが、バラして掃除をしているうちにだんだん分かってきます。……といっても、そこまでバラせないんですけどね。大変で。

個人的にはこれが限界ですね。
上半分の白い部分まで取れれば唐箕部分や底の螺旋が見えて掃除しやすそうですが、ちょっと無理かな。

ここまでバラしたらあとはひたすらブロワーで吹いて吹いて吹きまくります。

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