天気予報は曇りだけれど、晴れよりの曇りと雨よりの曇と本当の曇の3通りがありますよね。
雨よりの曇りだと稲刈りができ……なくもないんですが、降ってきたときにコンバインとコンテナの籾が濡れてしまうので稲刈りはお休みです。
稲刈りをするかしないか、この判断が難しいので、わかりやすく晴れの日が続いてくれると稲刈りは捗るわけです。
米にも収穫適期というのがあって、刈るのが遅いと胴割れといって米粒にヒビが入って精米したときに割れてしまいます。早いと青い粒の割合が増えます。青い方がまあアリなのでなるべく胴割れする前に早く刈りましょうというのが推奨されるんですね。
もしかして知らない人もいるのかもしれないので、稲刈りが雨を嫌う理由を説明すると、籾が湿るといわゆる「濡れてに粟」でくっついてしまってコンバインに詰まります。
乾燥に必要なエネルギーも増えて乾燥機の灯油代もかさんでしまいますし、乾燥時間もずうっと伸びます。
濡れてる稲を刈るのは機械を壊すリスクしかないわけです。
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