10月4日。
グレーダー・籾すり機ときて、次は乾燥機の掃除です。
籾摺機もそうだったんですが、一応、作業終了後に簡単に掃除はしているんですけど、改めてバラして掃除すると隅っこに凝り固まったホコリが強敵です。
乾燥機は言ってしまえば大きな箱です。ただし、箱の下から上へ籾を循環させるための昇降機があって、乾燥させるため熱源のバーナーの入る部屋があります。
まず、昇降機の掃除。いや、正しい順番なんて存在するんでしょうか。とにかく手当り次第です。
一応、先に掃除口を全部はずします。掃除口は蝶ネジが使われているんですが、これが毎年錆びて固くて手が痛い……。なので考えた結果、26のスパナを使うと蝶ネジのサイズにハマります。
外れる所を外したら、あとは上からブロワーで吹いていくだけです。
乾燥機のホコリは籾摺機やグレーダーとちょっとレベルが違うので、流石にマスクを付けて作業しました。一応。栄養豊富で、ダニやらカビやらが繁殖しているかもしれないので、あまり吸い込みたくないホコリですし。
それでも、乾燥機の掃除をした次の日はたいてい具合が悪くなります(笑)。
今年、初めてバーナーを外してみたんですが、やっぱり外さないと取れない煤ってあるもんですね。
しかし、ここで、バーナーのネジを一箇所、壊しました。無理やり外したらネジが途中でポッキリ折れました。バーナーで加熱冷却が激しい所だから、仕方ないんですかね?
ネジが取れないので、ネジで押し込んでみようとしてみたり、鉄工ドリルで穴を開けて破壊を目論んでみたりしたんですが、ダメで、そうしているうちにネジ穴がダメになっていくという結末……。
ネジ切直せばいいんでしょうが、来年の自分がどうにかするだろうと棚上げ。
とりあえず、2箇所止めて、問題の箇所は針金で縛って固定……。まあ、力がかかる所じゃないしどうにかなるだろうと。
というか、この乾燥機、毎年こんな感じでどこか壊しているんですが、大丈夫か??
ところで、これが水分計なんですが、矢印のところに3ミリくらい隙間があるのわかりますか?
これなんの隙間なんでしょうね?
ブロワーで掃除していたら、ここから籾が無限に溢れてくる。※無限っていってもご飯ふた口分くらいでしたが。
なんとなく意味があるような気が今までしていたんですが、ふと「意味なんてあるか」って思ったので、今日、テープで塞ぎました。これで来年の掃除は5分短縮できますね。
どうもこの乾燥機、こういうちょっとしたところが微妙で、他にも組み上げる時に正しくない所でも入って組めてしまうところとか、排出循環切り替えのモーターケースがオープンで配線をネズミに食われるとか……。
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