主食用米、加工用米、飼料用米、どれを作ればいいの?

 2021年は飲食店の景気の影響(?)で米の値段が下がるよ下がるよと作付け前から言われて、飼料用米に転換しましょうと役所やJAのチラシに散々言われました。

 結果、栃木県のコシヒカリの概算金(手数料引き前)は30kg4500円。60kg9000円で、1俵1万円を大きく割ることになりました。

これでもコシヒカリはまだ価格を維持したんじゃないかなという雰囲気を感じるレベルで、業務用メインとなる品種はさらに30kgあたりコシヒカリより1000円ほど安い値段に……。

米の生産原価っていくらんですかね(遠い目)(単純に種籾、肥料、農薬代ってわけじゃないので、トラクターや田植え機、コンバインのお金やビニールハウスのお金も考慮すると計算面倒……)

コシヒカリ1俵9000円で上手いこと10俵収穫したとしても(目標値は9俵なのでちょっと無理言ってる)9万円です。

じゃあ、加工用米は? というと、水田活用の直接支払い交付金で2万円/10aで、30kg3600円だから、9俵で64800円。足して8万4800円ですね。(備蓄米も同じか?)基準を越えた分の米は売れるので、+30kgで3500円。

で、飼料用米は、水田活用の直接支払い交付金で、今年の僕の場合574kg/10aだったので8万5千円くらい。それにあれやこれやと他の補助も乗っていくと10万円くらいになるのかなあ?(リサーチ足りない)

ともあれ、主食用米の価格が今年並みに低いと補助金メインの飼料用米が得っぽいんですが、作付け計画時点で来年の米価格が分かるわけもないんですよねぇ。

もってる圃場を飼料用米全振りとかそこまで割り切って、その中で早生品種から晩生品種を組み合わせて作期分散するのもいいのかもしれませんが、僕はそこまで割りきれないですw。

とりあえず、何作っても金額的に大損はしなさそうなので、作期分散をメインに考えて、作付参考値を考慮した作付け計画を建てることにします。

……3月に作付け参考値が来たらまた見直すことになるんですけど。(今頃の種籾の注文時期に出してくれてもいいのよ)

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