あさひの夢が思ったほどとれなかった。

今年(2022)のうちのあさひの夢の収量は506kg/10aで、思ったほど採れませんでした。落第レベルの成績ですね。

あさひの夢といえば草丈が低く太く丈夫な茎で倒伏に強くて穂数が多く、10俵を越え11俵12俵を狙えるポテンシャルがある品種で、栃木県中部では9月末~10月上旬に収穫期になる品種として作られている品種です。栃木や群馬の二毛作地帯でも麦跡で作付されてたりするらしいですね。

倒伏の心配がないというのは徒長やらの心配・苦労がなくて作りやすいのです。収穫期がコシヒカリがとっくに終わった頃で天気も秋晴れでコンバインで刈り取った籾の水分率も低そうでいいですね。登熟期が夏の一番暑い時期をはずしているのも品質が安定するポイントなのかもしれません。

欠点としては、肥料を大食いする品種です。気がついたら11俵を狙うためにコシヒカリの倍量の窒素分を入れてたりします。

今年、あさひの夢の収量がいまいちなのは僕だけでなくご近所でもそのようで、要因としては7月の天候が曇りがちだったとかあるようですが(暑すぎてその頃の記憶がない)

土地が飽きる。

あさひの夢を10年くらい作付して土地の養分を吸い付くしてしまったという意見もあるようです。肥料をやってれば問題ないような気もしますが、人間が肥料を撒いてトラクターでかき回している作土は土壌のほんの表層15cmほどです。掘ったことはないのですが、作物の根はそれよりもはるか下まで根を伸ばすという話ですし。(そんな下層には生物活動もなく、たいして肥料分ないはずではある)

まあ、生育調査も土壌分析もしてない妄想なのであしからず。(そんな暇も資金も出せなくなってきた)

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